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人社・陳さんが囲碁の日本最高峰のアマ大会へ出場!

 囲碁のアマチュア日本一を決める大会に、陳袤圻さん(人文社会科学部1年)が出場することになりました。今月行われた第20回朝日アマチュア囲碁名人戦の茨城県大会に初出場し、初優勝。7月4、5日に日本棋院東京本院で行われる全国大会への切符を手にしました。大会出場の背景には、水戸キャンパス近くの碁会所の方々との出会いがありました。

第20回朝日アマチュア囲碁名人戦に出場する陳さん
第20回朝日アマチュア囲碁名人戦に出場する陳さん

 陳さんは中国出身。4歳から囲碁を始め、のちにプロになる友人たちと切磋琢磨してきましたが、中学受験を機に囲碁から離れていました。
 囲碁を再開したのは今年2月。茨城大学を受験するため水戸キャンパスを訪れた帰り道、水戸駅へ向かう途中、末広町で「水戸囲碁俱楽部」と書かれた看板を目にしました。開け放たれた扉の内側には「開席中」の文字。「懐かしいな」。足は自然と店内へ向き、地域の愛好家たちとの交流が始まりました。

水戸囲碁俱楽部の外観
末広町1丁目の水戸囲碁俱楽部

 中でも囲碁歴60年を超える席主の北見英男さんは「ひ孫のようだ」とかわいがり、囲碁の本を譲るなど、温かく見守っています。大会出場を勧めたのも北見さん。県大会決勝を半目勝ちで制し、「時間がなくて本当に苦しかった。運が良かったです」と振り返る陳さんの様子に、北見さんは「すごいことなのに、本人はなんてことないようにケロッとしているんだよ」と笑います。

席主の北見英男さん
席主の北見英男さん

 陳さんは法律経済学科。法律家を目指していて、日本法が英米法と大陸法の双方の特徴を持つことから「法律への理解をより深められる」と日本への留学を決めました。中国の大学に在学中、水戸市出身の日本語教員から水戸市の魅力を聞いたことも茨城大学への入学のきっかけになりました。「水戸は住みやすくて、人も優しいと聞いていました。それは本当でした」と笑顔で話します。

インタビューに答える陳さん

 大学の「棋道会」にも所属しています。囲碁は少数派だそうですが、大学の仲間と対局することもあります。「頭を使いたくなると、囲碁を打ちたくなる。苦しいですが、考える楽しさがあります」と囲碁の魅力を語りました。

対局する陳さんと北見さん

 地域の方の応援を力に、全国大会へ挑む陳さん。全国大会には、プロに迫る実力を持つ選手も数多く出場予定で「勉強の機会だと思っています。勝つ自信はありませんが、まずは全力を出し切りたいです」と話しました。
 茨城大学一同、応援しています!頑張れ陳さん!!

水戸囲碁倶楽部のシンボル大きな「碁」の字を挟んで写真を撮る2人

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